「鳴滝・了徳寺の大根焚き2017」歴史ある京都初冬の風物詩 (12/9~12/10)

了徳寺 大根焚き

こんにちは。和菓子の京都あかり屋です。

京都市は、かつて日本の首都である平安京が位置し、平安時代から幕末に至るまでは政治の中心としての役割を果たしていました。そのため、歴史と格式を有する寺社だけでなく、伝統的に開催されている行事が多いです。そこで、鳴滝の大根焚きに関する情報を厳選しました。

了徳寺の大根焚き

期間 2017年12月9日(土)~10日(日)
時間 9:00~16:00
料金 1,000円

京都 了徳寺の大根焚きは初冬の風物詩

青首大根

鳴滝の大根焚き「了徳寺の大根焚」は、毎年12月9日・10日に行われている報恩講(浄土真宗の宗祖親鸞に対する報恩謝徳のために営まれる法要)です。初冬の風物詩として地域住民に親しまれ、材料には京都府亀岡市篠町の農場で収穫された青くび大根を用いており、他の産地・品種のものは一切使用していません。

昼夜を問わず門徒が調理作業に力を注ぎ、大釜で焚いた大根を参拝客に振る舞っています。
この大根を食べると一年を通して元気に過ごせると伝えられており、無病息災の御利益があります。調理方法は時代の変遷に伴って脈々と受け継がれているのです。

数百年に及ぶ時を超えて村人の感謝の気持ちに理解を深め、親鸞聖人が食べた大根焚きの味を堪能できます。手間暇かけて大量に調理しているため、大根には出汁がしっかりと染みていて、口に入れた瞬間にホロホロと大根が解れ、口いっぱいに旨みが広がります。

絶妙な味付け・食感に仕上がっていることから、幅広い年代が美味しさを共有できるでしょう。
開催期間中は京都府内外から人々が訪れて大きな賑わいを見せているため、駐車場が混雑しやすいです。そのため、公共交通網を活用して来訪することが望ましいでしょう。

了徳寺大根焚きの歴史

1252年、親鸞聖人が法然聖人の遺跡を訪れた際の帰り道の途中で弓得寺に立ち寄り、近隣の住民達に浄土真宗の教えを説きました。その際、説法に心を打たれた人々は塩焚き大根を親鸞にご馳走して恩返ししました。

親鸞は手厚いもてなしに感動し、筆のように束ねたススキの穂を用いて十字の名号を書き残しています。この故事になぞらえて、親鸞の祥月命日の法要として鳴滝の大根焚きを実施する風習が根付いています。

了徳寺の鳴滝の大根焚きは地域住民だけでなく数多の著名人にも親しまれている法要です。
日本画家である富岡鉄斎が参加したこともあり、当時の住職が肩を並べて立っている様子を撮影した記念写真が残っています。その他、独特の作風に定評がある富田渓仙も訪れて、地域住民と共に有意義な一時を過ごしました。

両画家が大根焚きの思い出を表現した風景画は行事の歴史・足跡を辿る上で有用です。
法要の際には、親鸞が舌鼓を打った大根に揚げ豆腐が添えてある大根焚きの他、薪で炊いたかやくご飯も振る舞っています。いずれの料理も先人が培ってきた昔ながらの調理技法を実感できる一品です。

「大根焚き」の見どころ(動画あり)

鳴滝の大根焚きの準備時には、了徳寺に所縁がある門徒の方々によって切り出された3000本もの大根が樽に詰まった状態で境内に並べられ、いつもの寺院とは異なる雰囲気を楽しめますし、大鍋を用いて豪快に調理する様子も見所の一つです。

了徳寺の大根焚き動画

参照元: 杉山純一 さま(Youtube)

開催期間中は本堂において法要と法話が行われ、本堂の独特の空気感を味わえる絶好の機会です。

親鸞聖人が立ち上げた浄土真宗の教えについて誰もが分かりやすい言葉で説明しているため、仏教の見識が少ない方でも気軽に参加できます。

寺院を敷居が高い場所と感じている方々の中に親しみの気持ちが湧くきっかけとなる催しですので、都会の喧噪から離れて静寂な空間である本堂に身を置くことにより、気持ちを浄化して豊かな人間性を養うチャンスを見出せます。

本尊には聖徳太子が作製したと伝えられている阿弥陀如来像、仏師湛慶の作品・親鸞聖人坐像が安置され、その他にも親鸞聖人の銅像や聖人が書いたススキの名号などを保管しています。

大根焚きを食べ終わった後には寺院を散策する中で、親鸞聖人と寺との強い結びつきを実感できます。

真宗大谷派 法輪山了徳寺

ホームページをリニューアルいたしました。
京都府京都市右京区鳴滝本町83

京都府京都市右京区鳴滝本町83
TEL 075-463-0714

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