世界遺産 仁和寺 霊宝館と秋季名宝展2017(10/1~11/23)

仁和寺 五重塔

京都の秋は、一年でいちばん観光客であふれるシーズンであると言われています。
それだけ秋の京都は見どころ満載で、注目を集めるのだと言えるでしょう。そのような見どころの一つとして、今回は、仁和寺にある仁和寺霊宝館と、そこで開催される名宝展についてご紹介しましょう。

世界遺産 仁和寺をご紹介

世界遺産 仁和寺

ユネスコの世界遺産に登録されている仁和寺は、京都府右京区御室大内にあり、現在は真言宗御室派の総本山として知られています。その境内には、金堂をはじめ、数々の国宝、重要文化財が存在しています。その境内のほぼ中央に位置するのが仁和寺霊宝館です。

仁和寺霊宝館は、1927年に建設されたものであり、仁和寺の創建当時(888年)の本尊阿弥陀三尊像などの国宝や重要文化財など多数が所蔵されています。

鉄筋コンクリート造二階建、建築面積376平方メートル、桟瓦葺の建物です。平面はロの字形で、南面中央に切妻造のポーチが非常に印象的です。外壁は校倉造を模した構成で、垂木や虹梁も現すなど、コンクリートによる和風表現の好例の一つとされています。

この仁和寺霊宝館は、一般への公開期間が限られており、毎年、春と秋に一般公開されています。秋の公開(秋季名宝展)は、2017年は、10月1日(日)から11月23日(木)まで行われる予定です。

仁和寺は、江戸時代終わりまで歴代天皇の皇子・皇孫が住職を務めてきた(門跡)ため、その歴代住職にかかわる貴重な宝物を、仁和寺霊宝館は所蔵しています。

仁和寺の歴史

仁和寺 紅葉

仁和寺は、光孝天皇により、仏法の興隆を図ることを目的として発願されたことに始まり、その遺志を受け継いだ宇多天皇により、建立の完成をみました。
仁和寺は、平安時代の中期から鎌倉時代にかけて皇室の尊崇と貴族の庇護を受け、大きく栄えることになりましたが、1467年に始まった応仁の乱によって、その寺院の建物(伽藍)がことごとく焼失するという悲運に見舞われました。

その焼失後、再度にわたり再建の試みがなされたもののうまくいかず、焼失後約100年後、江戸時代の初期に、江戸幕府第3代将軍徳川家光の協力の下、ようやく念願が叶い、現在見られるような姿において、仁和寺の再建が実現しました。その再建当時、京都御所を再建する時期に当たっていたため、御所紫宸殿を移して金堂(国宝)とし、御影堂・観音堂・鐘楼・五重塔・経蔵・二王門(いずれも重要文化財)等、多数の建物が再建され、今日に至っています。

その後、江戸時代の終わり(1867年)まで、歴代天皇の皇子皇孫が門跡を務めてきたという歴史的経緯から、仁和寺霊宝館には、歴代の門跡にかかわる重要な宝物が現在に至るまで残されているのです。

仁和寺秘宝展の見どころ

仁和寺 金剛力士

仁和寺霊宝館には、上述のような歴史的経緯から、歴代門跡にかかわる宝物で、国宝や重要文化財として指定されているものが数多く所蔵されています。

春・秋の名宝展での展示品については、仏像は毎回同じものが展示されますが、
仏像以外のものは、毎回異なったテーマの下で展示されるものが決定されるため、毎回異なります。仏像では、阿弥陀三尊像(国宝)に注目すべきでしょう。阿弥陀三尊とは、阿弥陀如来と、その脇侍として知られる勢至菩薩と観音菩薩を阿弥陀如来の両脇に据えて三尊とした姿のことを言います。

三尊が勢揃いする姿が本来の形であり、仏教においては、これが最強の形であると解釈されているようです。
この阿弥陀三尊像は、仁和寺創建当時の金堂のご本尊であり、柔和な表情に特徴があります。

なお、所蔵の他の仏像では、薬師如来坐像(国宝)が有名ですが、こちらは秘仏とされ、展示は極めてまれです。仮に展示されれば、かなりラッキーでしょう。

また、仏像以外のものでは、三面六臂で描かれた点に特徴のある孔雀明王像(国宝)、
宝珠を納めた箱である宝相華蒔絵宝珠箱(国宝)等に注目すべきでしょう。毎回テーマが異なる展示品の数々を堪能されてはいかがでしょうか。

仁和寺霊宝館秋季名宝展目録

世界遺産 総本山 仁和寺

仁和寺 庭園 紅葉

真言宗御室派総本山 仁和寺の公式ウェブサイトです。888年に創建、かつて門跡寺院として栄えた、格式ある寺院・仁和寺。所蔵の国宝・重要文化財や御室桜などの境内のみどころ、仁和寺でできる写経や宿泊など数々の体験についてご案内しています。
京都府京都市右京区御室大内33

真言宗御室派総本山 仁和寺

京都府京都市右京区御室大内33
TEL 075-461-1155

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