秋の京都の風物詩 優美な「第60回 祇園をどり」の舞を楽しむ!(2017/11/1~11/10)

古くから伝わる京都の花街・祇園は、舞妓さんや風情ある歴史的街並みに出会える場所として多くの観光客を魅了します。

そんな祇園で究極の美を称える花街のおどりは、一生に一度は見ておきたいもの。中でも「祇園をどり」は、秋に開催される唯一の舞台として、紅葉の京都観光の見どころの一つになっています。

「祇園をどり」祇園東歌舞会とは?

京都の花街は舞妓さんに会える場所として知られていますが、その花街で舞妓さんや芸妓さんを揃えて舞いを披露する舞台芸能が古くから行われ、多くの人々を魅了してきました。

京都には現在、祇園甲部(ぎおんこうぶ)・宮川町(みやがわちょう)・上七軒(かみしちけん)・先斗町(ぽんとちょう)・祇園東(ぎおんひがし)の京都五花街(きょうとごかがい)と呼ばれる五つの花街あります。

毎年春と秋に舞台が行われていますが、この京都五花街の中で唯一秋のみにおどりを行っているのが祇園東歌舞会の「祇園をどり」です。

京都、舞妓、祇園のお茶屋は祇園東歌舞会へ

1953年から続けられている伝統行事で、毎年11月の紅葉の見頃となる季節に開催されます。
艶やかな衣装を身にまとった舞妓や芸妓の伎芸を堪能できる秋の風物詩として、全国からたくさんの人が足を運び賑わいを見せます。

京都では、五つの花街の舞妓さんや芸妓さんが披露する舞台公演のことをおどりと言い、祇園甲部は井上流・宮川町は若柳流・上七軒は花柳流・先斗町は尾上流・祇園東は藤間流と、それぞれの花街で舞の流派が決められています。

演目のすべての振り付けは各流派の家元が行い、舞妓さんたちは所属する花街の流派で稽古を重ねますから、5つの踊りには当然強い個性が現れます。祇園をどりは、京都五花街の中で唯一秋に舞台が行われるので非常に人気があります。

「祇園をどり」の歴史

もともと祇園は、当時祇園社と呼ばれていた八坂神社の門前にあった小さな茶店が発祥と言われ、京都所司代 板倉重宗が茶点に女を置くことを許可し、八坂神社(祇園社)門前の茶屋町を総称して祇園町と言うようになります。

今から300年ほど前のある日、神社の参拝帰りに茶店で休んでいたお客が、店の娘に踊りをリクエストして大好評になりました。その結果店が繁盛したので、そのようなお茶屋が神社の門前だけでなく周辺にたくさん集まっていき今の祇園町に発展します。

花街の名が広まるにつれて、お茶屋でおどりや歌・三味線などの芸事を披露してお客さんを楽しませるのが仕事として確立し、舞妓という職業が誕生したのです。

京都五花街の舞台芸能は、1872年(明治5年)に京都博覧会の余興として開催されたのが正式な始まりで、1881年(明治14年)には祇園東は祇園甲部から独立し祇園乙部と名を改めます。さらに1952年(昭和27年)には祇園乙部から祇園東新地という名に変更し、やがて祇園東という名前になります。1953年(昭和28)に祇園会館で芸舞妓が上演されたのが祇園をどりの起源です。

「祇園をどり」の見どころ

祇園会館で開催される祇園おどりの一番の見どころは特徴的な演目です。
伝統を上手に取り入れながら構成された舞台は、華やかで特徴あることで知られています。

毎年企画される演目はいくつかの章に分けられ、話の筋がしっかりとしてテンポ良く進み、背景がそれに合わせて変わったりするのも見どころになっています。また、藤間流で振り付けされてた美しい祇園をどりは、伝統の名にふさわしい円熟した伎芸を披露し、重厚で煌びやかな衣装を纏った美しく艶やかな舞台は、京都の秋に彩を添えます。

もう一つの見どころは、舞台のラスト 祇園東小唄です。指におどりに使う扇をかけてクルクルと回す振り付けで、おどりの最後を飾るのに相応しい艶やかさは見物です。また、正座をして客席に向かってお辞儀するのも祇園おどり独特のもので、とても庶民的な花街として祇園東が親しまれる所以です。

花街は敷居が高いと思われがちですが、鍛錬した芸を広く観てもらえるように入場券も4500円ほどとリーズナブルなので人気を呼んでいます。また、祇園会館のお茶屋では、普段なかなか近くで見られない舞妓さんがお茶をたててくれます。

第60回「祇園をどり」公演内容

「雪月花東山風情」

【期間】
平成29年11月1日(水)~11月10日(金)

【会場】
祇園会館

【開演時間】
13:30・16:00(約1時間の2回公演)

【観覧料】
茶券付観覧料–4,500円(税込)
観覧料———4,000円(税込)
茶券————500円(税込)
プログラム—–500円(税込)

【受付時間】
11:00~16:00

【問い合わせ】
祇園東歌舞会
TEL 075-561-0224

祇園会館アクセス

京阪本線 祇園四条駅下車 徒歩5分
阪急京都線 河原町駅下車 徒歩10分

祇園会館

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