伏見稲荷大社の五穀豊穣と家業繁栄を祈る歴史的神事 大山祭に迫る!

京都でも有数の知名度を誇る伏見稲荷大社では、新年早々の1月5日に「大山祭」と呼ばれる儀式が執り行われています。初詣のシーズンに行われるこのお祭りには、実は「一般の参拝客でも儀礼に参加しやすい」という特徴がありました。

伏見稲荷大社の大山祭ってどんなお祭り?

大山祭(オオヤマサイ)は、毎年1月5日に催される神事です。
由来は諸説あると言われていますが、古来より行われている神事にのっとって行われる「本殿の儀」と、五穀豊穣と家業繁栄を祈る「山上の儀」の二つが行われ「本殿の儀」は伏見稲荷の本殿で行われる祭礼で、大山祭のメインとも言えます。

儀礼に参加して五穀豊穣と家業繁栄を祈ることができるため、多くの人で賑わいます。
まず、「本殿の儀」が終わった後、神主さんたちは稲荷山の山頂にある「御膳谷奉拝所」へと移動します。この場所は神々に神饌(しんせん)をお供えする場所であり、通常は御朱印を頂くこともできる聖地です。

「山上の儀」はその古来からの風習に従って、まず酒をお供えします。その後、「神々にお供えしたものを参拝者たちが頂く儀礼」である「直会(なおらい)」として、先ほど捧げた御神酒を、神職および参拝客の全員が頂きます。同時に「ひかげのかずら」と呼ばれる植物が配られるので、それを首から提げて稲荷山の巡拝が始まります。

出発は「御膳谷奉拝所」ですが、山中にある社をなどに立ち寄りつつ、ゴールは先に儀式の行われた「本殿」です。参拝客は、それぞれの社にて儀式を行う神主さんたちの後について、約一時間をかけて移動することになります。

伏見稲荷大社の大山祭の歴史とは?

実は、伏見稲荷大社の大山祭については、神社が公式に「由来は諸説ある」としており、明確な歴史については判明していません。かつて「御前谷」には「御饗殿(みあえどの)」と「御竈殿(みかまどの)」と呼ばれる、神々が食事をする聖地がありました。

伏見稲荷大社では古来より、この場所にある「御饌石(みけいし)」に神饌(しんせん)をお供えしていたとされ、それが1月に行われる大山祭の由来である、というのが現状の定説です。

現代執り行われている儀礼では、「御饌石」に「斎土器 (いみどき) 」と呼ぶかわらけ(食器)に、酒を注いで供えます。石は小さなテーブル程度のサイズですが、そこに七十枚の「斎土器 (いみどき) 」を捧げることから、伏見神社におわす神々の多さに圧倒されることでしょう。

また、大山祭の同日早朝において、外玉垣に注連縄を張る「注連張神事(しめはりしんじ)」という神事も行われています。どうして祭りの同日に神事が行われているかも分かっていませんが、1月5日という正月の期間中に行われることから、新しい年を迎えて、改めて神々に祈りを捧げつつ、魔除けの儀式を執り行っているなどと推測されます。

伏見稲荷大社の大山祭の見逃してはいけないポイントは?

伏見稲荷大社の大山祭に参加する場合、「本殿の儀」と「山上の儀」の二つを見ることになります。「本殿の儀」が12時、「山上の儀」が13時半に開始となるため、どちらか一方しか見られないということはありません。

しかし、本殿から山頂まで移動する必要があるため、「山上の儀」が行われる「御膳谷奉拝所」に先回りしておくという人も見られます。
儀礼や神楽の奉納が行われている間、参拝客はその様子を見守るだけとなりますが、その後の「直会」と「ひかげのかずら」を頂いての参拝には参加できるため、五穀繁栄・家業繁栄を祈りたいという人にはうってつけです。

また、儀式を行う神主さんたちとの距離が近く、多くを目の前で見ることができる点もおすすめポイントと言えるでしょう。ただ、写真撮影が禁止されている部分もあるので、注意が必要です。

また、「ひかげのかずら」は持ち帰ることができますし、「山上の儀」で実際に用いられた「斎土器(いみどき)」は個数限定で販売されています。こういったものを持ち帰り、自宅の神棚などにお供えする場合にもおすすめです。

なお、本殿手前の参道には多数の出店が軒を連ねているため、小さな子どももお祭り気分を存分に味わえることでしょう。家族みんなで揃っていく場合でも楽しめます。

伏見稲荷大社

1300年にわたって、人々の信仰を集め続ける「お稲荷さん」の総本宮 伏見稲荷大社の公式ホームページ

伏見稲荷大社

京都市伏見区深草薮之内町68番地
075-641-7331

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