【京都の和菓子をご紹介シリーズ】京都のお土産NO1!売り切れまで出ている「阿闍梨餅(あじゃりもち)を食べてみました。

阿闍梨餅

皆さん、こんにちは!

京都あかり屋の金澤です。

さて、今回は数年前より大人気になっていて、今や京都のお土産第1位になるほどの有名和菓子「阿闍梨餅」を食べてみようと思います。

阿闍梨餅本舗 京菓子司 満月さん

今回買ったものはこちらで作られております。

京都に住んでいて和菓子が好きなら必ず知っている名店です。

こちらの最中も絶品ですよ!

こちら満月さんは江戸末期の安政三年(一八五六)の創業。

「阿闍梨餅」はこちらの2代目当主が大正時代に開発されたようです。

阿闍梨餅という名前の由来は

阿闍梨という言葉は、高僧を意味し、中央部が盛り上がった形は、比叡山で千日回峰修業を行なう阿闍梨がかぶる網代笠を象ったもので、厳しい修業中に餅を食べて飢えをしのいだことにちなんで考案されたといわれております。

また、この阿闍梨餅の形は比叡山の千日回峰行の阿闍梨がかぶる網代笠を模して作られているようです。

阿闍梨とは

阿闍梨(あじゃり)とは僧侶の位のことを言い、 一般的に仏教で阿闍梨と言えば、弟子を教える規範となる師であり、僧侶の階級の名称です。 また、密教では、決められた修行を終え、伝法灌頂(でんぽうかんじょう)という儀式を受けた僧侶を阿闍梨といい、灌頂の師とも言われています。 つまり、加行と授戒を経て伝法灌頂を受けた僧は、阿闍梨となって、弟子に伝法をすることができるようになります。

阿闍梨の上の大阿闍梨 簡単に言うと阿闍梨というのは僧侶の先生ですね。

そして、天台宗には阿闍梨の上に大阿闍梨という職位もあり、千日回峰行と呼ばれている苦行を修めた僧侶に与えられる称号になっております。

この回峰行という修業は山々を歩いてまわるとても厳しい修行で、なんと7年間にわたり通算1000日をかけて行う修業です。

千日かけて行うことから千日回峰行と呼ばれています。

千日回峰行は、平安期に相応が始めたもので、百日回峰行を終えて、さらに選ばれた者だけが行うことができたと言われており、 厳しい修行で、途中で続けられなくなったら自害するという決意で行うため、首をくくるための紐と短剣と埋葬料の10万円を持って行へ出ます。

過酷な内容も一部ご紹介します

ここでは比叡山で行われる千日回峰行を紹介してみたいと思います。

1、最初の3年間は1年のうちの100日間を行にあてます。1日30Kmもの距離の山々を真言を唱えながら、260カ所を礼拝して回ります。

2、次の2年間は1年に200日行うので、5年間で通算700日の修行を行うことになります。

3、700日を経過したら、9日間「断食、断水、不眠、不臥の行」を行います。「堂入り」と言われており最も過酷とされております。

断食、断水の生理的な限界は、一般的には3日間程度と考えられていますから、大変な苦行になることがわかります。

4、その後、6年目に1年間に100日の行を行いますが、1日に歩く距離が60Kmと倍になり、巡礼場所も増加します。寝ずに歩く計算になります。

5、最後の100日は最初の1日30Kmの行に戻ります。1,000日間で歩く距離は、4万Kmに及び、地球一周に匹敵する距離になります。  修行を満行したら、「北嶺大行満阿闍梨」になります。

比叡山延暦寺の記録では、47人の満行者がいます。

まさしく超人ですね…。

しかもこの千日回峰行を2度満行した方もいらっしゃるとか…

凄いの一言につきます…

食べてみました

さて、阿闍梨を調べていたら長くなりましたが、本題である「阿闍梨餅」を食べてみます。

阿闍梨餅 見た目

見た目は「どら焼き」みたいですね…。

阿闍梨というだけあって「もちもち」とした食感の生地です。

中には程よい甘さの粒あん。昔ながらの懐かしい味です。

阿闍梨餅 半分に割ってみた

飾らない素朴な味が人気の秘密なんでしょうね。

まとめ

この「阿闍梨餅」は私が子供の頃は今ほど有名ではなく、ここ10年ぐらいで急に有名になってきたと思います。

昔ながらの味を守り続けて美味しいものを作り続けた「満月」さんの努力に世間の人が後から気づいていった結果なんでしょうね。

今では、京都だけではなく全国で買えると思いますので、一度召し上がってみてください。

尚、賞味期限は5日となっておりますので、購入の際はお早めにお召し上がりください。

以上、阿闍梨餅でした。

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